古畑任三郎の脚本を考えてみました。ファイナルも終わっちゃいましたけどどうですか三谷さん。
古畑
「え〜、今回の事件の犯人は、その印象を一言で言えば『好々爺』…
時には毒づいたり、からかわれて怒りをあらわにしたり、
『妻を殺したい』などと物騒な事を言ったりすることもありましたが…
それは全て笑いを取るための冗談で、本当は優しい良い人。
――誰もがそう思っていました〜
ですが…妻の富士子さんに対してでこそなかったものの、
その好々爺の仮面の下に、確かに殺意を隠し持っていたのです……
……古畑任三郎でした」
古畑「歌丸さん、アナタですね〜?楽太郎さんを殺したのは〜」
歌丸「何を言ってるんですか、あれは事故でしょう?」
古畑「ええ〜確かに一見あれはただの事故でした〜… でもね〜 ん〜… アナタが楽太郎さんを事故に追いやったとしか思えないんですね〜… 『プロバビリティの殺人』ってやつですか〜?」
歌丸「何を…確かに以前は楽太郎さんがあんまりアタシをイジるもんだから腹を立てることもありましたけど、『番組を少しでも面白くしたい』という思い故の行動だと気付いてからは彼とは仲良くやってましたよ。それはご存じでしょう?」
古畑「そうですね〜最近…アナタが司会になってからというもの アナタと楽太郎さんは本当〜に仲がよろしそうでした〜 以前なら絶対座布団取り上げるような髪ネタも、最近は座布団二枚も三枚もあげちゃったりして……まさかそれが全てアナタの巧妙な作戦だったとは…恐れ入りましたよ〜… ンッフッフ…」
歌丸「……」
古畑「その結果事件当日には、楽太郎さんの座布団は926枚にもなっていたそうですね〜…ん〜この座布団、少なめに一枚1cmとしても、そのときの高さは…ん〜9m強、ビルの四階に相当します〜」
「一体誰が楽太郎さんを転落死する程の高さに追いやったと考えていくと……歌丸さん〜笑点の司会をしていたアナタしかいないんですね〜」
歌丸「……上手くやれたと思ったんですがねェ…やっぱり噺家が噺以外のことに手ェ出しちゃいけねえや。」
古畑「木久蔵ラーメンとかね〜ンッフッフ… では行きましょうか…」
こん平「チャ ラーン!」
【完】
もう一つ「山田君が楽太郎さんの座布団を1枚1mのものにすり替えていた」というトリックも思いつきました。本来 座布団は10枚で終わりなのでこっちの方がリアリティありますね。どっち使ってもいいですよ三谷さん。
「この猫と重金属に 精神的動揺によるサイト閉鎖は決してない!と思っていただこうッ!」
…というわけで突然ですが、私はたとえ何処ぞで叩かれようが、掲示板やweb拍手を荒らされようが、または更新できないような状況になろうが、とにかくそうした理由でサイトを閉鎖することはありません。(※この文章中の『閉鎖』とは、「管理人が意図的に、以前あったコンテンツの全て 或いは殆どにアクセスできないような状態にする」ことを指します。「閉鎖しました」と書いていても、以前のコンテンツにアクセスできるならば閉鎖と見ません。)
サイトを(特に、いきなり)閉鎖するという行為は、その読者への裏切りに他ならないと思うのです。
面白いサイトに出会ったとき、多くの人は「ブックマーク(お気に入り)」の形で「URLを保存」はするでしょうが、「それ以上の保存」…巡集などのソフトでサイトを丸ごと取得するなど…はしないものです。
それ故に、突然サイトが閉鎖してしまっては「面白かったコンテンツをもう一度見る」事が基本的に二度と出来なくなってしまいます。 「突然」ではなく予め宣言してから閉鎖する場合ならば 閉鎖する前に保存しておくことが出来ますが、「その面白さを人に伝え、共有する」という楽しみを味わう事は難しくなります。 サイトの閉鎖は、読者にとっては百害あって一利無しと言えましょう。
私は今まで何度か「サイト閉鎖」を見てきましたが、多くの場合その「閉鎖の理由」は「それは本当に閉鎖する必要があるのか?」と思うようなものでした。「掲示板を荒らされた」なら、アク禁するなり掲示板を取り外すなりすれば済むことでしょう。「更新できなくなった」からって、コンテンツを消す必要が何処にあるでしょう。「批判されたから」って以下略。
個人的に仕方ないと思う「閉鎖の理由」はこんな感じ。
要するに「閉鎖以外に道がないとき」ですね。上二つについても閉鎖以外に何か良い方法があるなら意見を改めますし、これ以外でも「確かにこれは閉鎖するしかない」と納得できる状況ならば仕方ないと思います。
「○○(例:荒らし、批判)のため閉鎖します」などと言われた時、読者としてはその○○に怒りをぶつけてしまいがちです。しかし、本来閉鎖しなくても対処できるのに閉鎖を選んだということは、その管理人は 読者などさしてもない存在としか思っていないということに他なりません。読者として本当に怒るべき対象は、管理人なのです。
「ゆるさねえッ!あんたは今 再びッ!読者の心を『裏切った』ッ!」