私は非常に気が散りやすい質であり、あるものに興味が湧いたかと思えばあっという間に飽き 別のものを弄くり始めます。その事は ゲームサイトとして始まったはずなのに最早何サイトかわからないくらい混沌としているこのサイトの現状を見ても分かるかと思います。
そんなわけで今私が興味を持っていることは多々あるのですが、その中でこのサイトに関係しそうなものを挙げてみます。
GBA向けのゲームが作れるフリーソフトがあります。そこで、それを用いてゲームを作ってみようかと考えています。Windows向けではなくGBA向けにゲームを作ると利点がいくつかあるのです。
まず一つは「多くの環境で動くこと」。Windows向けに作ると当然Windowsでしか動きませんが、「GBAの動作をPC上で再現するソフト」が様々なOS向けに存在するので「GBA向けゲーム」を作れば様々な環境で動かすことが可能になるのです。特殊な機器さえあれば なにしろGBA向けゲームなのですから実機でも動かせます。(私はその「特殊な機器」はおろかGBAすら持ってないので関係ないのですけど。)
さらに「ゲームを作るのが(比較的)簡単」なのです。なにしろゲームのために作られたハードなのですから、ゲームを作りやすい構造になっています。勿論簡単さで言えば○○ツクールなどの方が上ですが、そうしたソフトではどうしても作れるゲームに制限があります。GBAならばハードの許す限り自由にそして簡単にゲームを開発することができます。
しかし当然良いこと尽くめではなく欠点も多々あります。例えば「音楽素材が少ない」。自作音楽を「ゲーム等に使って良い」としてネット上で公開している人は多いのですが、その殆どはMidiかMP3であり これをGBAで用いることはできないので自分で曲を作らねばなりません。しかし私は作曲ができない…
他にもいくつか欠点がありますが、果たして利点と欠点どちらが大きいかは実際に作ってみないことにはなかなか分かりません。そこでまずは簡単なものを作ってみようかと思っています。例えば「BLOCK」の移植版とか。
少し前サイトを改装した時に、週記や絵のページにlinkタグによるナビゲーションを付けました。Operaなどで見ればアドレスバーの下に「前へ」「次へ」というボタンが現れ、前後の週記・絵へ移動するのが楽になります。…まぁ私自身は普段Opera使ってないんですけど。けれどOperaで表示確認してみた時は非常に楽でした。
ところでサイトを改装した時に実は掲示板も変更予定でした。今使っている掲示板に色々不満があったもので。…しかし結局変更しなかったのは、良い掲示板スクリプトが見つからなかったためです。
書き込み規制方法が豊富(業者宣伝が多くて困っているのです。それにしてもウチみたいな過疎の掲示板に書き込んで効果があるんでしょうか。)で、出力するHTMLが正しく、そして上に書いたlinkナビゲーションのある…そんな掲示板が私は欲しかったのに、前二者はごく少数ながらあったものの linkナビゲーションがある掲示板はまったく見つかりませんでした。
というわけで、無い以上は自分で作ってしまおうかと思っています。…というか実際に作りかけたのですが、作っているうちにどんどん付けたい機能が増えていき私の製作能力を超えてしまったので製作を中止してしまいました。
「嫌なら見なければ良い」という意見は決して間違ってはいません。自分から嫌なものをわざわざ見に行って精神健康を損なうのは無駄な行為ですから。…しかし、だからといってこの意見は二つの理由で手放しに肯定できるものではありません。
運営側が努力すればこれらの点はある程度は改善できる(例えば前者は サイトのトップページに「このサイトには○○な表現があります」と断り書きを入れる、後者は できるだけコンテンツを分ける、など)ものの、完全に「嫌なもの(だけ)を見ない」事ができるようにするのは不可能ですので 「嫌なら見なければ良い」という意見は完全には肯定できないのです。
しかし、だからといって嫌なものを見るのは精神健康上よろしくありません。そこで「お絵かき掲示板で嫌なものを見なくて済む」ために「お絵かき掲示板ビューア」的なものを作ろうと思いつきました。主な機能は以下の通り。
…と 大きな事を言ってみましたが、私は実はゲーム以外のソフトウエアを作った経験がまったくありません。ですのでこんなソフト作れるのかどうか…
今回書いたものはどれも「作ろうと思ってはいる」のですが実際に作るかどうかはちょっと分かりません…全部を作るにはどれだけ時間がかかるか分かりませんし、そして何より私は気の散りやすい人間ですから…
ルフレ王さんから「フェチバトン」なるものが送られてきました。「なんてものを送ってくるんだ… こいつは……やばい……ぜ」。 答えに窮しそうな人を選んでいる
との事ですが確かに窮しましたとも。
それにしてもいろいろバトンがあるものですね。(参考:湖底概念+ - バトンまとめ。頑張りましたよー。) cosmic batonは名前から何か宇宙的なバトンかと思ってワクワクしながらリンクをクリックしたら全然違いました。騙されたー!
まぁともかく答えてみます。
猫フェチです、というのは駄目ですか。でも事実 異性だろうが同性だろうがもう私は人間に恋愛感情が持てないのです。猫の方が良いではないですか。それに恋の壁は高い方が燃えると言いますし…種族の壁は高すぎる気もしますが。
どうしても人間に関して何フェチかというならば「猫耳フェチ」に分類されるでしょう。でもそれは「猫耳を付けた人」に萌えているのではなく、猫耳に猫を投影して萌えているのです。
猫を見るときはまずしっぽを見ます。しっぽは長いほうが良いですね。ちょっと曲がってるくらいの方が好みです。曲がっている方向はあまり気にしません。…異性について答えなきゃ駄目ですか?
異性でいうなら手でしょうか。多分「一部持ち帰る」としたら間違いなく私は手を選びます。手を家に持ち帰って遊んだり 大便のあとオシリをふいてもらったり…手が好きなんじゃなくて吉良吉影が好きなだけな気もしますが。
この質問がよく分からないんですが…自分のプッシュできる部位を書くんでしょうか?フェチバトンへの回答をいくつか眺めてみましたが、やはりこの質問が分からないという人は多いようで…製作者出てこーい!
とりあえずざっと眺めた限り自分の事を書いている人の方が多いようなので私も自分の事を書かせていただくと、髪です。私は髪だけはよく人に褒めてもらえます。数少ない私の自慢。
だから異性じゃなくちゃ駄目なんですかー!猫なら お腹、しっぽ、眼(夜 瞳孔が広くなっている時の方が良いです。)、肉球、口(髭含む)の順で。
異性では…
「手」。上でも書きましたけど。
「髪」。異性だけでなく同性でも髪が気になります。ところでポニーテールはしっぽみたいで良いですね。
「眼」。手と比べるとちょっとイマイチですが、持ち運びに便利そうですし。
「首」。長すぎず短すぎずがベネ。
えーとあと一つ…えーと…じゃぁ、「心臓」で。臓器の中で一番秀逸なデザインをしてますから。それにやっぱり人間ハートが大事ですよ。
やはり裸が一番でしょう。あとそれに首輪ですね。…猫の話ですけど。 首輪は赤かピンクでプラスティックではなく布が良いですね。鈴は1cm強くらいで銀色が良いです。
あくまで人間の話をするならば、ファーの付いた服は良いですね。顔を埋めたくなります。長毛種の猫みたいで…うーん猫の話から離れられない。…ああ、でも「人間」にも「首輪」は『有り』だと思います。
…一人くらい反応してくれませんかねぇ?
以前書きましたが 私自身は「議論で答えなんて出ない。だから議論を起こしたり、議論を起こす可能性の高い行動はすべきではない」という考えを持っているのですが、そのくせ人の議論を眺めるのは好きな野次馬根性旺盛な人間だったりします。
しかし、議論を見ていてあまりの低レベルさに頭が痛くなる事もあります。私は知的な議論が見たいのに…喩えるならプロ野球を見るつもりで出かけたら商店街の草野球を見るはめになったような気分です。草野球も人によっては見ていて面白いように、そうしたレベルの低い議論も人によっては「うわーバカだこいつら」と楽しめるのでしょうが、少なくとも私は楽しめません。
というわけで、私が議論を見ていて特に「それはないでしょうが…」と思うような行為をいくつか書いてみます。
喩え・例というものは上手く使えば物事を分かりやすくしてくれますが、議論において間違った喩えの使い方をしているのをよく目にします。
ところで「例」には大きく分けて二種類があります。「類似例」と「具体例」です。
「類似例」はその名の通り「似たものを挙げる例」であり、例えば「シャム猫」についての議論をしている時に「日本猫」の話をするのがこの「類似例」です。対して広義なものについて議論をしている時に それに含まれる具体的事物の話をするのが「具体例」であり、「猫」全般の議論をしている時に「日本猫」の話をするのがこれにあたります。
注意して欲しいのは、「類似例」は似てはいてもあくまで別物である、という当たり前すぎる事実です。例えば「猫とライオンは似ている。猫は普通ニャーと鳴くからライオンも普通ニャーと鳴くのだ」という意見は間違っていることは誰もがわかるでしょう。猫とライオンは似ていますが別物だからです。類似例を「論拠」としていくら挙げても、推定の足しにはなるでしょうが確定にはならないのです。類似例はあくまでも話を分かりやすくするために使うものであって、意見の論拠には決してなりません。
上の例は誰もが間違っていると分かるでしょうが、困ったことに話題と話し方によっては、殊に尤もらしいデータを混ぜたりすると、類似例を論拠に使っているにもかかわらず一見正しそうな意見になってしまったりするのです。
「一見正しそうな意見」というのは非常に厄介です。軽く流し読みする人には「正しい意見」だと思えてしまいます。そして、実際のところ殆どの意見は「流し読み」されるのです…
「AならばB」「BならばC」という意見を肯定しておきながら、「だからAならばC」と言うと「それは違うんじゃない?」とか言わないで下さい。三段論法なんて論理の基本中の基本なんですから。この場合「AならばC」が間違っているとしたら「AならばB」「BならばC」のいずれかが間違っているのであって、この二つを認めた時点で もう「AならばC」は否定できないのです。
「三段論法を解さない人」はどこかで聞いた話で私自身は出会ったことはないのですが、残念ながら「基本的な論理もわからずに批判を行っている人」は多々見てきました、例えば「AであるBが存在する」という意見を「いや、AではないBもある」とだけ言って反論したつもりになっている人。具体例で言うと「毛が殆ど無い猫がいる」という意見に「いや、うちの猫は毛があるからそんな猫がいるはずない」と反論するようなものです。基本的な論理も解さずに批判しないで下さい。ベン図でも書いてて下さい。
それから少し違う話になりますが、相手の論理的な意見を「そんな意見冷たいですよ!」などと批判する人。論理に暖かみなどあるものですか。論理的に批判を返せないからって感情論で返す人が多い事多い事。
しかし議論の内容によっては感情論が尤もらしく聞こえてしまったりするので困ります。例えば「無断リンク禁止」を批判された時の「無断でリンクされたら不快だ!」という意見。よく考えれば感情論以外の何者でもないですし、そんなこと言ったら逆に「無断でリンクできなかったら不快だ!」という意見だって成り立つわけですが、結構この一言で納得してしまう場合も多いようです。
「詭弁の特徴15条」というものがあります。ちょっと一部引用。
例:「犬ははたして哺乳類か」という議論をしている場合
あなたが「犬は哺乳類としての条件を満たしている」と言ったのに対して否定論者が…
- 1.事実に対して仮定を持ち出す
- 「犬は子供を産むが、もし卵を生む犬がいたらどうだろうか?」
- 2.ごくまれな反例をとりあげる
- 「だが、尻尾が2本ある犬が生まれることもある」
- 3.自分に有利な将来像を予想する
- 「何年か後、犬に羽が生えないという保証は誰にもできない」
この「詭弁の特徴15条」は具体例を交え非常に分かりやすいためか、あちこちでリンク・転載されています。しかし議論において「貴方の意見は『詭弁の特徴15条』の○に当てはまるので詭弁です」と批判するのは避けるべきでしょう。なぜなら、詭弁の15箇条に当てはまるからといってそれが詭弁とは限らないからです。
例えば「宝くじの一等なんて絶対当たらない」という意見があったとします。これは言うまでもないでしょうが「間違った意見」です。(「実は一等は予め誰に当たるか決まっていて普通の人には当たらないのだ!」などという陰謀論者は無視します。)
この意見に反論するとしたら、普通に考えて「一等が当たった人は事実存在する」という反例を挙げれば良いでしょう。しかし、「一等が当たった人」という『反例』は『ごくまれ』にしか存在しません。つまりこれは『ごくまれな反例』です。そして「詭弁の15箇条」には「2.ごくまれな反例をとりあげる」という項があります。ではこの反論は詭弁なのでしょうか?そんな筈はないですね。
この「2.ごくまれな反例をとりあげる」に限らず、これらが詭弁として成立する論題と成立しない論題があるのです。にもかかわらず、詭弁として成立しない論題において「これは○○だから詭弁だ!」と切り捨てる人を見かけます。そして、こうした意見は「詭弁の特徴15条」という何だか凄そうな後ろ盾のために よく考えれば間違っているのに正しいように思えてしまうのです。
詭弁に限った話ではないですが、批判に人の作ったテンプレートなど使わないで下さい。自分で言葉を紡いで批判できないのなら最初から批判などしないで下さい。どうしても自分の力だけで論理的に批判できないとしたら、それはきっと貴方が反論をしようと感情的になっているだけであり その意見は正しいのです。
グリコの例を出すまでもなく、オマケの付いた商品はなんだか欲しくなってしまうものです。それはヘヴィメタル界でも同様で、様々なバンド・レーベルが少しでも売り上げを伸ばす為 日本盤CDに「ボーナストラック」という名のオマケを積極的に付けています。
とはいえ「日本盤ボーナストラック」の多くは 収録曲のライブ版や、出来が悪くて本来未収録とした曲、興味のないバンドの曲のカヴァーなど、正直どうでもよい曲です。本編の曲とあまりに合っていないために「こんな曲入れてアルバムの雰囲気ブチ壊しになるくらいなら無い方が良かった!」と思うことすらあります。にもかかわらずボーナストラックが付いていると欲しくなってしまうのは これもにんげんのサガか…
しかし希に「ああ、日本人に生まれて良かった…」と思うような素晴らしい名曲もあります。…そして同時に、「ああ、日本人に生まれて良かった…のだろうか?」と思うような素晴らしい迷曲もあるのです。
例えば以前少し紹介したChildren Of Bodom「ARE YOU DEAD YET?」収録の『OOPS!...I DID IT AGAIN』。ブリトニースピアーズの曲をデスメタルアレンジ。ついに聴いてみましたが、素晴らしく狂気感じる一曲でした。(あまり「メロデス」という感じのアレンジではなかったですが。)将来コレ収録のスピアーズコンピレーションアルバムが発売されたら、ショックで倒れる人が続出するのではないかと個人的に思っております。
しかし狂気ボーナストラックの本領は「(日本盤の為に収録された)日本向けの曲」にこそあると思っています。例えば日本盤ではないですが、ドイツのヴァイキングメタルバンドEquilibriumの「Turis Fratyr」初回限定盤収録『Shingo Murata』。この曲名は ヴァイキングメタルを語らせたら日本一力戦車さんの本名だそうです。(ちなみにオフィシャルサイトでまるまる試聴できます。限定盤の意味無いー!) 肝心の曲ですが、曲自体は普通に良いヴァイキングメタルなのですが、途中で聞こえる「シンゴ、キテェヤ!」が頭にこびりついて困るそんな迷曲です。
また、以前紹介したEvil Masquerade「Welcome to the Show」収録『Kimigayo wa Chiyoni』。日本の国歌をメタルアレンジしたらきっと日本人は喜ぶと思ったのでしょうが、ある種の人々にはきっと殺意を覚えさせた素敵な一曲です。来日の際は闇夜の晩 背後に気をつけて下さい。
さて、日本ではヴィジュアル系バンドとしての面ばかり強調されるX Japanですが、英語の曲も発表しているためか海外でもメタルバンドとして結構人気があるそうです。フランスのブラック摂食障害メタルバンドAnorexia nervosAは、初の日本盤「REDEMPTION PROCESS」でX Japanの『I'll Kill You』をカヴァーしています。これは別にイロモノでも何でもなく、非常に良いカヴァー曲となっています。
メタル
意外と綺麗な日本語で歌っており、試しに何も言わず人に聴かせてみたところ 誰一人として歌っているのが日本人ではないことに気付きませんでした。
ですが流石に注意して聴けば怪しい部分がいくつかあります。
「あなーたを〜 忘れらーれーるーだろ〜」という部分が明らかに
「あなーたを〜 忘れらーれーるーだる〜」と聴こえます。
「あおい くーちーびる〜に〜」という部分は
「あおい くーちーびり〜に〜」に。まぁ仕方ないですよね日本人じゃないんですから。
「あかい〜てーくびーを〜」という部分は
「あかい〜ちーくびーを〜」ってコレは駄目だ!「日本人じゃないから仕方ない」じゃ済みません。うわぁ台無し…せっかくの上手な日本語がこの一ヶ所でブチ壊しです。
そんなわけで、カラオケで『Rusty Nail』をこの三点に気をつけて歌えば なんだかスウェーデン人っぽく聴こえるかもしれません。皆様も挑戦してみてはいかがでしょうか。「赤い乳首」が恥ずかしくなければ、ですが。
そんなわけで怪しい日本語によって一部の間違ったメタルファン(私含む)に大好評を博したdragonlandですが、実は「ボーナストラックでの日本語曲」には先人がいます。それも、元々日本語の歌をそのままカヴァーしたdragonlandと異なり、そのアルバムの収録曲に日本語詞を書き下ろして歌ったという強者が…
彼らの名はHeavenly。フランスからやってきたメロディックメタルバンドです。フランスはあまりメタルが盛んではありません。ですので、かつての日本が欧米製品の物真似ばかり作っていたように、Heavenlyが様々な有名メタルバンドからの影響をあまりに強く受けていても仕方ないことなのです。ですのでどこかで聴いたようなメロディが出てきたとしても、気付かなかったフリをしてあげるのがメタル先進国日本人の余裕ある態度というものです。
さて問題のアルバムは彼らの3rd「Dust To Dust」…#1『Ashes To Ashes』(灰は灰に)から始まりタイトル曲#13『Dust To Dust』(塵は塵に)で終わる、「
ANGRA『Nova Era』のメロディが出てくる#2『Evil』や、始まりはANGRA以外の何者でもない#4『Victory(creature of the night)』などをあまり気にせず聴くことができれば、なかなか良いメロディックスピードメタルです。そして#13『Dust To Dust』…死闘の末
…そして曲が終わり感動冷めやらぬうちに、再び同じメロディが流れ出し「それ」が始まります…#14『Dust To Dust (japanese lycos version)』。見事にそれまでの感動をブチ壊してくれる素敵な一曲です。
歌詞はただ訳したわけではなくオリジナルとなっています。が、このオリジナル日本語詞、どうやら「できるだけ原詞と響きが似てる」という点に重きを置いているようで 意味はかなり無茶苦茶です。しかも上手い詞が付けられなかったのか ところどころ元の英詞がそのまま残っています。…いや、「ところどころ」なんてレベルではないのです。
消えゆくビクトリー もがきながらマイ・ライフみつめて
刻まれた マイ・ライフを明日へ トゥ・ザ・スカイ 星 見上げ
…もう何が何だか。なんでしょう、この一昔前のビジュアル系バンドみたいな大量の英詞は…しかも日本語があまり上手くないために、日本語部分すら英語っぽく聴こえてしまいます。おまけに無理矢理つけた日本語詞のせいでアクセントが不自然です。(例えば「星」は普通平坦なアクセントですが、「ホ」が高音なので「ホシ」になっているのです。星飛雄馬ですか。飛雄馬を見上げるんですか。)
事実、この曲も何も言わずに人に聴かせてみたところ、誰一人として歌っているのが(一応)日本語だということに気付きませんでした。dragonlandと真逆。だがそれがいい!ほれた!、腹の底からほれたぞ!!
そんなわけで皆様も、狂気のボーナストラック世界に触れてみてはいかがでしょうか。そのうちたった1曲のイロモノボーナストラック目当てにCDを買うという狂気に満ちた真似ができるようになります。ならなくていいですかそうですか。
『アー・ユー・デッド・イェット?』
CD チルドレン・オブ・ボドム ユニバーサルインターナショナル 発売日:2005/09/14, 枚数:1 枚 |
『ウェルカム・トゥ・ザ・ショウ』
CD イーヴル・マスカレード マーキー・インコーポレイティドビクター 発売日:2004/02/21, 価格:\2,600, 枚数:1 枚 --内容(「CDジャーナル」データベースより)-- 元ロイヤル・ハントの初代シンガー、ヘンリック・ブロックマン率いる、デンマーク出身のパワー・メタル・バンド。今作がデビュー作とは思えない、完成度を誇る作品。 |
『神々の紋章』
CD エクリブリウム 徳間ジャパンコミュニケーションズ 発売日:2005/05/25, 枚数:1 枚 --内容(「CDジャーナル」データベースより)-- ドイツ出身のメロディック・ヴァイキング・メタル・バンドのデビュー作。聴き手を圧倒するような勇壮なメロディとスピードが魅力。古き良きジャーマン色も強く、日本人好みのサウンドに仕上がっている。 |
『リデンプション・プロセス』
CD アノレクシア・ネルヴォサ 徳間ジャパンコミュニケーションズ 発売日:2004/10/27, 枚数:1 枚 --内容(「CDジャーナル」データベースより)-- フランスのアンビエント激烈シンフォ・ブラックの最強バンド、アノレクシア・ネルヴォサの4thアルバム。ドラマティックなサウンドを恐ろしいまでのハイ・テンションで見せつける凶悪ブラック・メタル。 |
『スターフォール』
CD ドラゴンランド キングレコード 発売日:2004/10/27, 枚数:1 枚 --内容(「CDジャーナル」データベースより)-- スウェーデンのメロディック・メタル・バンド、ドラゴンランドが移籍第1弾となる3rdアルバムで日本デビュー。楽曲完成度の高さと疾走感が魅力だ。X-JAPANのカヴァーをボーナス収録。 |
『ダスト・トゥ・ダスト』
CD ヘヴンリー キングレコード 発売日:2004/03/24, 枚数:1 枚 --内容(「CDジャーナル」データベースより)-- フランスを代表するメロディック・パワー・メタル・バンドの3rd。今回は70分以上に及ぶ壮大なコンセプト・アルバムとなっていて、劇的なメロディが目白押し。日本語ヴァージョンのナンバーをボーナス収録。 |
今回紹介したアルバム一覧。ちなみに私はアマゾンアソシエイトなどには入っていないので ここからCDを買った方がいても一円も得しないのではありますが、「買ったよ」などと言って頂けるとお金で買えない価値があります。プライスレス。
今週は特に製作中掲示板に変化はありません。や、スクリプト自体は色々弄くっているのですが、それをアップしていないのでテスト掲示板には変化はありません。今週に正式公開したかったのですけど。
ところで掲示板に関して色々思うことがあるので書いてみます。
以前から何度か書いていますが、掲示板への宣伝書き込みが無くなりません。宣伝によく出てくる語句を禁止ワードに追加したり色々やっているのですが、そんな事をしても一時的に宣伝は減るもののすぐにそうした制限を回避する術を学習してきます。
今使っている掲示板…というか殆どの掲示板は、禁止ワードを含むなど不適切な書き込みを行おうとすると「不適切な語句を含んでいます」などとエラー表示され投稿に失敗します。しかしこれがまずいのではないでしょうか。
書き込みに失敗した事に気付いた「悪意ある投稿者」は、当然「どこが引っ掛かったのか?」「どうすれば書き込みできるか?」と考えます。ちょっと自分の書き込みを眺めれば簡単にどの語句が禁止ワードに引っ掛かったのか想像付くでしょう。後は簡単、その語句を直接含まないような投稿をするだけです。例えば「アダルト」という語句が悪いのだと気付けば、「ア ダ ル ト」と途中に空白を入れるだけでもう禁止ワードに引っ掛からないようになります。
では、こうした「学習する悪意ある投稿者」をどうすれば良いか?それは「書き込みに失敗した」事に気付けないようにすれば良いのです。そこで当初「時間差削除」という掲示板の機能を考えました。
不適切な投稿がなされた時、掲示板はその投稿を「問題なく書き込むことができた」ふりをしますが、裏では「不適切な投稿がなされた」事を記録しておきます。投稿者は問題なく書き込まれたのを見て安心して次の宣伝先へ行くことでしょう。
しかし、別の人が掲示板を訪れた瞬間に「時間差削除」を発動し、不適切な投稿を削除してしまいます。このためその「別の人」はまったくそんな不適切な投稿があった事に気付かず、そして後から投稿が消えていることに気付いた「悪意の投稿者」は 確かに書き込みに成功していたのを見ているので「管理人が気付いてすぐに消したに違いない」と思い、実は禁止ワードに引っ掛かっていたとは露ほど思わず 以後も同様の(=禁止ワードに引っ掛かり時間差自動削除されるような)投稿を続けるでしょう。
ただしこれでは偶然普通の投稿者が禁止ワードを含む投稿をした場合困ってしまいます。そこで考え付いたのが「隠蔽機能」です。これは「時間差削除」と非常に似ているのですが、投稿を削除はせず隠蔽するだけで 管理人権限で完全に削除 又は復帰が可能です。これにより偶然禁止ワードを含んでしまった投稿を元に戻すことができます。
…と、ここまで考えてふと思い出したのですが、これと似た機能を持つ掲示板が数年前ネットニュースで取り上げられていた覚えがあるのです。数年前にこんな便利?な機能を持った掲示板があったのなら、現在の掲示板の殆どにこの機能が採用されていてもおかしくない筈です。しかし軽く探してみましたがこの機能を持つ掲示板は見つかりませんでした。そうなるとこの機能は便利そうに見えて何か物凄い欠点を孕んでいるのではないかと…うーむ。
よその掲示板に書き込む際、パスワードはどうしていますか?え、どのサイトでも同じものを使っている?自分のサイトの管理パスワードと同じ?それはもしかしたら危険かもしれませんよ…
普通の掲示板スクリプトでは、入力されたパスワードを暗号化して保存しているので 管理人であろうと入力されたパスワードを知ることはできません…そう、「普通の掲示板スクリプト」では…
パスワードを暗号化しないように改造(そう難しいことではありません。)してしまえば話は別、管理人はパスワード知り放題です。そして他の場所でも同じパスワードを使っていたらその人の書き込みを編集・削除し放題です。
そうならない為に、よその掲示板に書き込む際はパスワードを掲示板ごとに変えた方が良いでしょう。「場所ごとにパスワードを変えていたら覚えきれない!」と思う方も多いでしょうが、クッキーにパスワードが残っていれば 覚えていなくても問題無く編集・削除が行えます。
「よその掲示板」と一口にいっても 外部の掲示板サービスを使っているならば安全ですが、管理人が自分で設置している場合は 掲示板が「悪意ある改造」をされている可能性を完全には否定できないのです。そう、私のサイトの掲示板も実は改造版で、私のサイト含む複数の場所で投稿している人の書き込みを夜な夜なこっそり書き換えているのかもしれませんよ…?