★[フリーゲーム探訪]NetHack2000

　先週も書きました通り、当サイトはゲーム制作サイトであり（なぜか変な絵を描いたりしていますが…）、ゲームは制作に非常に時間がかかります。しかしゲーム制作サイトを訪れる方は殆どがゲームを求めてやってくる以上いつまでも新しいゲームが無いと去っていってしまう事でしょう。
　ところで突然ですが、日本語って非常に美しいですね？そんな非常に美しい日本語の中で私が特に好きな諺をご紹介いたします。

「人の褌で相撲を取る」

　というわけで人様の製作したゲームを紹介して自分のサイトのアクセス数を稼ごうというゲーム製作サイトの風上にも置けぬようなサイト、それが猫と重金属です。

・NetHackとは何か？

「トルネコの大冒険〜不思議のダンジョン〜」「風来のシレン」といったゲームをご存じでしょうか？

　「トルネコ〜」の第一作は「プレーするたびにダンジョンの形が変わる」「プレーするたびにレベルが１に戻る」などの今までのテレビゲームには無かった独特のシステムによって、「1000回遊べるＲＰＧ」という謳い文句の通り熱狂的なファンを大勢作りました。そして第一作から10年以上が経った今なおその続編や同じシステムでキャラクターを変えた「風来のシレン」等が発売されています。

　実はこの人気を博した「トルネコ〜」のゲームシステムは製作元のチュンソフトが考えたわけではなく、既に有ったあるPCゲームのシステムを真似したものでした。

　そのゲームは、「Rogue（ローグ）」と言います。

　インターネットの前身、パソコン通信の時代から存在し、多くの中毒患者を作ったゲームです。今もWindowsで動作する「Rogue Clone II」などがあります。

　そのRogueの画面がこちらです。

　最初はまったく意味が分かりませんが、「＠」「Ｓ」「？」などの文字がキャラクターやアイテムを表しており、慣れれば「Ｄ（ドラゴン）」を見ただけで恐怖におののけるようになります。
　当時のコンピュータの性能では「トルネコ」のようにグラフィックを扱うことが難しかったため、このような文字でゲームを作らざるを得なかったのです。

　この「Rogue」に熱中した人の中には、「しかしいくら面白くても、こんな画面では人に興味を持たせるのは難しい。画像を用いてもっとわかりやすくしたらファンも増えるだろう」と考える人がいました。恐らくそんな考えを持った人の一人が「トルネコ」の制作者であり、彼の考えは的中し、大反響を起こしました。

　しかし違うことを考えた人もいました。
「Rogueは面白いが、もっと色々な要素を付ければさらに面白くなるに違いない」と。
そう考えた人たちはRogueを改造し始めました。こうして改造されたゲームを「ローグライクゲーム」と呼び、広くは「トルネコ」「シレン」もその中に含まれます。

　そしてその「ローグライクゲーム」に、「NetHack」というものができました。
NetHackとRogueの主な違いを挙げると・・・
・ペットを連れていくことができる。
・ダンジョン内に店があり、買い物ができる。
・ダンジョンが多彩になっている。（街や鉱山、迷宮などなど…）
・普通のRPGのようにMPを使用して使う「魔法」がある。
・「職業」があり、能力やイベントが職業によって変化する。
…他にもたくさんの要素が追加され、NetHackを奥深い物にしています。。

　しかしNetHackはRogue同様、文字によって物を表現していました。NetHackは非常に面白いゲームですが、これでは遊ぶ人を限ってしまいます。そうなると「Rogue」から「トルネコ」が作られたように、当然NetHackのグラフィカルな物を作ろうと思う人が生まれます。そうした方が作ったゲームの一つが、これから紹介する「NetHack2000」なのです。

　…長くなってしまったので別ページに続きを書きました。ここまで読んで残念ながらNetHack2000に興味を持てなかった方は読む必要はありませんが、トルネコシリーズを遊び面白いと思ったことのある方は、是非とも続きをお読み下さい。

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★[社会]性犯罪者の情報公開に関して思うこと

　当週記は社会派ブログを目指しています。そもそもブログですらないという些細な問題点は置いておきましょう。だって「社会派日記」とか書いても社会派な感じがしないじゃぁないですか。なんだか社会の中の自分の小ささを嘆く鬱日記みたいな感じしませんか？…どうでもいいですか。

　さて例の奈良女児殺害事件以後、容疑者に性犯罪の前科があったことで、警察が過去の性犯罪者の居住地等を把握するシステムを作ろうという流れがありますが（このニュースを聞いてむしろ今までそれが無かったことに驚いたんですが）、それに対して「生温い、米国のミーガン法のように、性犯罪者の一般への情報公開を行うべきだ！」との意見が続出しています。例えば１月10日付読売新聞投書欄「気流」より一部抜粋。

性犯罪者が刑期を終えて社会に出てきても、再び性犯罪を犯す確率は高いという。（中略）社会に復帰してきた性犯罪者について、顔写真や住所を地域の人々に公表することが必要だ。米国では、州によっては過去に性犯罪を起こした人物の住所、氏名、顔写真などが公表され、インターネットなどで簡単に検索できるという。

　こうした意見の人々が「性犯罪者の情報公開を行うべき」と言う理由は、「性犯罪者は再犯率が高い」と大々的にマスコミが喧伝しているためでありますが…本当に性犯罪者の再犯率は高いんでしょうか？
　例えば、東京新聞が「強制わいせつ再犯率四割」と書いていますがよく読むと

警察庁によると、全国の強制わいせつ事件被疑者の再犯率は約４１％（昨年）で、刑法犯全体の平均を５ポイント上回っている。

「刑法全体の平均に比べ５ポイント高い」ってことは、35％に対する40%ですよ？「高い」と言えるような数字でしょうか？
　それに、新聞なんて扇情的な書き方が大好きですから もし性犯罪の再犯率がすべての刑法犯罪のなかで一番高かったら、記事中に「性犯罪者が最も再犯しやすい」と書くと思いませんか？つまり、性犯罪より再犯率が高い犯罪がある可能性はかなり高いでしょう。新聞が書いていないことから見えてくることもあるものです。

　そもそもこの「再犯率」は嘘臭いんです。「再犯率」なんて言ったら「ある犯罪を犯した者が、再びその犯罪を犯す確率」というイメージがありますが、Macskaさんが「性犯罪と再犯率／再犯率とは何か」で書かれているように、先程の４割という「再犯率」は「ある犯罪を犯した者が以前何らかの犯罪を犯していた確率」なんですね。「一般的にイメージされる再犯率」の方は、警察白書や犯罪白書には書いてありません。
　この「俗に言う再犯率」はどのくらいなのでしょうか？あるワイドショー（どの番組かは忘れてしまいました…）では、「再犯率は約10％」と言っていました。何だか真実味のある数字ですね。こんな印象だけで決めてはいけないと思いますが、この『10％』を正しい数字としてみましょう。
　では他の犯罪の再犯率はどうなんだ？と当然気になるところですが…残念、そのワイドショーではその重要な部分を言ってくれませんでした。これも先程の新聞同様、言ってないということは言っても面白くならない…つまり、あまり変わらない事が予想されます。
が、仮に思いっきり低く１％位だったと仮定してみましょう。１％と10％とでは数字の上ではかなりの差がありますが、確率としての印象はどうでしょう。これが再犯率だと言うことを忘れて、純粋な確率として見てみたら…どちらも『低い確率』という感じではないでしょうか？人間が『確率の差』を意識し始めるのは50％付近、低く見積もっても30％くらいですから。

　要するに、決して性犯罪者の再犯率は高くはないんですね。

　「他の犯罪と比べて変わりはなくても、まったく前科のない人間よりは高いだろう！やはり性犯罪者は危険だから情報公開するべきだ！」という意見もあるでしょう。私はそうした意見に対しては…特に否定はしません。「情報公開に関して思うところがある」とは言ってますが「情報公開すべきではない」とは一言も言っていませんし。また、「性犯罪者の再犯率は低い」と言いたいわけでもありません。

　私が言いたいのは、「なぜ他の犯罪と再犯率は大差ないのに、性犯罪だけを特別視するのか？」ということです。
　性犯罪者の情報公開をしてもらいたいと思っている人は、もし近所に性犯罪前科者がいたら
「あらやだ！うちの近所に性犯罪者が居るなんて！娘を近づけないようにしなくっちゃ、あと防犯グッズも買って…」
といった感じの対応をしたいわけですよね？ではもし近所に、昔自分の近所の家を荒らし回った空き巣がいるとわかったらどうしまうすか？
「あらやだ！うちの近所に空き巣が居るなんて！鍵の隠し場所見られないようにしなくっちゃ、あとセ○ムにも入って…」
と、同じような対応ではないですか？だったら性犯罪者に限らず前科者は情報公開してしまえばいいじゃないですか。

　しかしこういうことを言うと、『人権保護団体』が急に「それは人権侵害だ！」と言い出したりするようです。性犯罪者に限った話のときは全然動かなかったのに。
「犯罪者の更生の妨げになるだろうが！」
じゃぁどうして性犯罪者に限ったときは何も言わないんですか？
「そりゃ性犯罪は再犯率が高いからだよ！」
この通り、決して他の犯罪と比べて著しく高いわけではないですが。
「…性犯罪は被害者の心の傷が大きいから！」
強盗に殺されかけて家に放火までされた人より、変態に無理矢理触られた女性の方が心の傷が大きいんですか？
「…冷酷漢め！お前みたいなのが性犯罪を起こすんだよ！」
その発言は名誉毀損ですね。全ての犯罪で情報公開することになったら名誉毀損犯として全国に情報が広まっていたところですよ…ああ、それで反対してるんですか。

　多くの人にとって性犯罪なんて「自分や周りの人間が起こすなど有り得ない犯罪」です。しかし、自分はともかく家族などが「何らかの犯罪」を起こすことは、意外と現実味のある話なのでしょう。「あらやだ！全ての犯罪で情報公開になって、うちの子が不良に唆されてオヤジ狩りとかして捕まったら大変じゃない！」って感じで。

　というわけで全ての犯罪で情報公開を行うことにしたらそういった理由から批判が来るでしょうし、また そうすると公開する量も大変なことになるので、「警察だけで情報把握をする」というのが一番良いのではないかと思います。

　もしくは、「２回以上犯罪を行った場合のみ公開」というのはどうでしょう。「前科者」は「前科一犯」と「前科多数」が殆どで、「前科２、３犯」はあまりいないらしいのです…勿論前科一犯が一足飛びに前科多数になるわけはないので、要するに「２回以上犯罪を犯す人間は、多くの場合すぐにまた犯罪を犯す」というわけです…データがないので本当かはわかりませんが、真実味のある話です。今回の事件でも容疑者は前科２犯ですしね。

　最後に…「社会派ブログを目指す」とは書いていますが、本当に目指しているのはこのへんやこのへんなので、書いてることを100％本気にはしないで下さい。

★ブ日記といったら読書ですよね！

　ブ日記といったら本の感想を書くものと相場が決まっています。といっても私がいつも読んでるのは 既にブ日記ではなくブログになってしまったサイコドクターぶらり旅だけなので恐ろしく限られた世界での相場ではありますが。

★[読書]チーズスイートホーム

悶え死ね！
　全国一億二千万の猫好きの皆様、猫とヘヴィメタル大好き猫と重金属ですこんにちは。猫かわいいですよね。「猫かわいいよね！」とgoogleに聞いてみたらたくさんのお返事が返ってきました。みんなやっぱり猫が好きなようです。そんなわけで、猫好きの方必読の漫画 それが「チーズスイートホーム」です。知らない方は今すぐ書店へ行き、購入し、読み、そして悶え死ね！

　もう表紙を見ただけで悶えてしまうかわいらしさ。そしていざ読めば仔猫を飼ったことのある方は「ああ、こういう行動するよね〜」と悶え、猫を飼ったことのない方は「ああ、猫飼いてえ〜」と悶えること必至の一冊です。
　ところで突然ですが、この漫画はどんなストーリーだと思いますか？「コメディ？」うーん残念。「ハートフルストーリー？」おお惜しい、あと一歩！「サスペンス？」脳味噌足りてんのか。
　正解は、「いたずら大好き子猫のもふもふハートフルストーリー」です。もふもふですよ！もふもふ！今ならなんとこのもふもふな162ページの漫画が890円！…高いですよね、うん。まぁ全ページカラーなので諦めましょう。猫好きには充分な価値があります。

★[読書]写真集子ねこ

悶え死ね！
　世の中には二次元の女性しか好きになれない人達がいますが、逆に二次元は絶対駄目だという人もいます。それが正常なのか斑目晴信氏の言うように脳の欠陥なのかは分かりませんが、同じ事は猫についても言えるのではないでしょうか。つまり、どんなにかわいい猫の仕草でもそれを絵にして表してしまうとかわいいと思えなくなる人達がいるに違いありません。そんな人達は上述の「チーズスイートホーム」で悶えることができないのです。人生の20％位を損しています。
　ならば、残りの80％を精一杯生きようではありませんか。そんなわけで、絵では駄目な人でも楽しめる仔猫いっぱい写真集「写真集子ねこ」です。

　もう仔猫いっぱいです。猫の種類も日本 シャム ペルシャ アメリカンショートヘアー…といろいろあるので、作画資料としても使えるかもしれません。
　そして、写真だけでなく猫エッセイも（ほんの少しですが）あるのですが、これがまたいい話なのです。童話作家・今江祥智さんの『猫を大家に隠れて飼っていた』話（チーズスイートホームみたいですね）と撮影者・本多信男さんの『決してなつかないけれどどこか憎めない半野良』の話。もう最高。

★[読書]今どきの拷問術

悶え死ね！（今までと違う意味で）

　何か一つのことにひたすらこだわっていれば、そこから生まれたものは大抵、何も知らない人から見ても「美しい」と思えるようなものになります。例えばプロ野球選手の打撃フォーム。例えば職人の作った漆細工。例えば戦闘機のフォルム。そして例えば鋼鉄の処女。
　そんなわけで、人間が古代から育んできた古き良き拷問に、さらに近代技術を駆使した拷問を加えた古今東西の拷問集がこちらです。
「え〜拷問なんて本読まなくたってできるよ〜」と拷問をなめているそこの貴方、指を切るとかその程度の拷問では効かない相手が現れた時どうする気ですか？この本を読んで『頭の皮をはぐ』『頭蓋骨を切開して脳を露出させ、鏡で見せつける』などの拷問術を学んでおけば、日常生活レベルの拷問で困ることはないでしょう。
　なお、『今どきの』と書いてあるように、コンピュータを使った拷問などもあるのですが『無限E-mail』とか「それは拷問っていうか単なる嫌がらせでは？」という感じのものばかりなので、『今どき』という部分にはあまり期待しない方がいいです。
　なお、この本は増補版も出ています。増補版には最後に拷問の簡単な歴史や作者の拷問観などが書いてあり、しかも同じ値段なので増補版のほうがお得です。
　敵の鉄砲玉を捕らえたもののどうやって吐かせればいいか分からない新米ヤクザの方や、アブグレイブ刑務所で働くアメリカ兵や、拷問好きのメイドさんなどにお勧めの一冊です。

★[社会]「いじめられる方は絶対に悪くない」？

　ちょっとお偉いさんが「いじめられる方も悪いんだよ。」と言おうもんならばすぐさま各地から文句が飛んできて辞職騒ぎになるようなこのご時世、いかがお過ごしですか？猫と重金属ですこんにちは。
　まず先に自分の結論から言いましょう。「いじめられる方も悪い」。これが色々考えた上での私の結論であり、今日の週記で主張したいことです。

　とはいえ、「悪い」という表現は強すぎると思ってはいます。『加害者と被害者の「悪さ」が同列に語られている』という意見がありますが、確かにそう思います。しかしいろいろ「問題がある」「責任がある」など別の言葉を考えたんですが上手く私の考えを表せる言葉が無かったので「悪い」と書かせていただきます。何かいい表現があればどなたか教えて下さい。

　つまりこの文章中の「悪い」という単語は非常に軽微なものまで含んでいると理解してもらった上で、下の「いじめ体験談」を読んでください。

　初めは単なる「からかい」だったが、ついそれに過剰に反応してしまっていたため、その様子を面白がってしつこくからかわれ、次第にエスカレートして行き「いじめ」になった。

　これは私が今適当につくったものですが、「よくありそうな話」ではないでしょうか？事実、体験談を読んでみるとこのような「最初は軽い冗談だったが、面白がってだんだんエスカレートしいじめになった」という事例はよくあります。（勿論全部ではありませんが…）

　この体験談ではからかいに過剰に反応してしまったためにエスカレートしていったわけですが…無視したり軽く受け流したりした場合、エスカレートしたでしょうか？状況にも因りますが、少なくとも過剰反応の場合よりはエスカレートする確率は低いでしょう。…つまり、いじめられる側の行動によっていじめは回避できたわけです。これは（上で書いたとおり非常に軽微な意味でですが）「悪い」と言えるのではないでしょうか。

　「いじめられる方も悪いという意見はいじめる方の問題を軽視することになる」という意見は、同じ「殺人事件」でも被害者があくどい人間か善人かで判決が変わる以上もっともですが、ここまでに何度も書いていますが、そこまで強く悪いと言いたいわけではないんです。私が言いたいのはいじめる方の悪さを100としたらいじめられる方は0.001くらいの悪さだということです。いじめる方の悪さから見れば殆ど無に等しく、いじめる方の悪さを大きく軽減するようなものでは決してない…でも決して「いじめられる方の悪さ」は０ではない、というのが私の結論です。

　「殆ど無に等しいなら０と考えてもいいじゃないか」と思われるかもしれませんが、ここからがこの文章の最重要点なのでもう少し我慢してください。
　今まで「いじめられる方は絶対に悪くない」という意見がヒステリックなまでに強すぎて、『いじめられた側の行動』を語ることがタブー視されてきたフシがあります。しかし、多くの場合いじめられた側の対応次第でいじめは早期に終えることができるのですよ？ですから、いじめ（もしくはその前段階のからかい等）があったときにどのような行動をとり、その結果終息したか・悪化したかというデータを集め、「いじめ・からかいがあった時に取るべき行動」を考え、伝えるべきだと思うんですね。（「いじめ撲滅ネットワーク」がいじめ体験談・いじめ対策成功事例を募集しています…それなのに『いじめられる側は悪くない』と言ってるのはなんか矛盾じゃないですか？）
　からかわれたりするとつい過剰に反応してしまうものです。それが最もいじめる側を喜ばせるとも気づかずに…対処法を知ることでいじめは回避できるかもしれません。逆に言えば、「いじめられる方は絶対に悪くない」という主張のために「対処法」がいつまでも成熟せず、かえっていじめを増やしていたのかもしれませんよ…？

適当なＦＡＱ。

Ｑ．なんて冷酷な人だ！いじめている方は悪くないと言うのか！
Ａ．外国の方でしょうか？日本語は難しいですもんね、助詞とか。「いじめられる方も」の『も』は並列を表す助詞で…え、日本人なの？

Ｑ．いじめられている上に親や先生に「いじめられる方も悪いんだ」と言われる子供の気持ちが分からないの！
Ａ．「いじめられる方も悪い」というのは確かな事実だと思っていますが、それをいじめられている子供に言うかどうかは別問題です。フラれて泣いている人に「貴方の顔じゃ一生恋人はできないよ」と本当のことを言ったりはせずに「きっといい人が見つかるよ」と優しい嘘をついてあげるようなものと思って下さい。

Ｑ．いじめられた時の対処法ができたとしても、いじめる側がその対処法を知っていたら、対処法通りの行動をとったら逆に腹を立ててしまうのではないか？
Ａ．この意見は実にもっともです。正直なところ自分で質問を考えておきながら未だに答えが出ていません。しかし、確かに対処法を公開することで悪化する場合もあるかもしれませんが、良くなる場合の方が多いと思っています…特に根拠はないですが。

今日の参考文献