ナカミチたちは、ボルトンがいるという 隅田川河口に出現した島「東京ディスティニーランド」へ向かう…すると、入り口で再びライトヒーローに出会う。

ライトヒーロー:
よお ナカミチか 久しぶりだな
俺は今 中国の陰謀を
潰す為 戦ってるんだ

ところで俺にも パートナーができたぜ
名前は リエ っていうんだ

>少女は 何も言わず 微笑んだ

やはり デスティニーランドまで来たか
お前には その力があると 思ってたぜ

だが まだ中途半端に
迷っているようだな
お前ほどの奴が 左翼どもの
欺瞞で一杯の たわごとに
耳を貸すとは・・・

ここ デスティニーランドには
国連大使 ボルトン様がいる
会って 話を聞いてみな

>ライトヒーローたちは 去っていった

ヒロイン:
ねえ ライトヒーローくんと一緒にいた
女の子 私どうも 気に入らないの
どうしてかな・・・


ボルトン:
そのほうが ナカミチか
吾輩は 遥かな 昔
アメリカ国務次官 務めし
国連大使 ボルトン であるぞよ

このデスティニーランドは 国連基金をもって
支えられておるのじゃ

今 共産主義 崇拝する者ども
世界を 支配せんと 企んでおる

人々救わんが為と 称し
きゃつらは 共産主義国 この東京に
作らんと しておる
東京湾に 築かれつつある 大中華街
その為に 用いられるのじゃ

ひとたび 共産主義 開始すれば
その支配に 人々 より苦しもう
社会主義の名の下 心の奥底までも
社会への忠誠 誓わせるのじゃ

忠誠確かなる人間のみ 選び
共産主義国 築きあげる
それが きゃつらの企みじゃ

かつて 中国を含め 多くの共産主義国
従わぬ者 国家により 殺された
文化大革命 天安門事件 ポルポト
カティンの森 ワルシャワ蜂起 ハンガリー動乱
その悲劇 再び 繰り返してよいものか

我が大国 アメリカ
信ずる 右翼活動家たち
大中華街 乗っ取ろうとしておる
それを助けるため
デスティニーランドごと
ここまで やってきたのじゃ

大中華街 完成させる為
品川から 左翼活動家
送り込まれておる
彼ら 死ぬまで 働かされ
死ねば 社会の為の殉教者となる とか

これを 指図する者
品川に ある

まずは その指導者 倒さねばならぬ
品川の指導者 倒す役目
引き受けてくれぬか?

>いいえ

なに! 吾輩の頼み 聞けぬと申すか!
では 吾輩が 八つ裂きにしてくれようぞ!

…………………………

 ボルトンを倒したことを伝えるべく、品川のレフトヒーローの元へ向かう。

レフトヒーロー:
・・・ボルトンを 倒したのですね
ミズホ様 ナカミチくんは
やってくれました!

フクシマ ミズホ:
よくやった ナカミチよ
これからも スイスのような 
徴兵制も 軍隊も無い国 建国の為
力を尽くしてくれ よいな?

>いいえ

平和の為に戦うことを 拒むのか?
そのようなことが 許されると
思っているのか!

…………………………

レフトヒーロー:
な なんということを・・・
ミズホ様を 倒してしまうとは

君は 力の使い方を 間違えています
このままでは いつか 破滅しますよ・・・

 ボルトン・ミズホ双方を倒してしまったナカミチ。大中華街での戦いを放っておくわけにはいかないが、左翼も右翼も最早ナカミチを大中華街へ連れていってはくれそうにない…

 そんなとき、「行くべき道を見失ったときは訪ねてくれ」と言ったあの老人を思いだし、ナカミチたちは銀座へと向かう。

老人:
東京湾上の 大中華街は
韓国の ノ・ムヒョンが 完成させようと
アメリカの ラムズフェルドが 奪い取ろうと
お前たち 日本人に
幸福は もたらさぬ

どちらの手に 委ねても
日本を支配する 道具となろう
それを阻めるのは お前だけじゃ

この奥は 大中華街に通じておる
ここから ゆくがよい

気を つけてな